「青空の卵」「仔羊の巣」「動物園の鳥」 坂木 司 [本を読んだのだ。]
ひきこもり探偵シリーズ3冊です。
僕、坂木司には一風変わった友人がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。
複雑な生い立ちから心を閉ざしがちな彼を外の世界に連れ出そうと、僕は日夜頑張っている。
料理が趣味の鳥井の食卓で、僕は身近に起こった様々な謎を問いかける。
鋭い観察眼を持つ鳥井は、どんな真実を描き出すのか。
謎を解き、人と出会うことによってもたらされる二人の成長を描いた感動の著者デビュー作。
自称ひきこもりの友人、鳥井真一が風邪で寝こんでいたある日、
僕、坂木司は同僚から、同期の女性の様子がおかしいと相談を受ける。
慣れない探偵役をつとめた僕が導き出した解答は…。
また、木村栄三郎さんのもとで出会った男性と地下鉄の駅で見掛けた少年の悩み、
そして僕自身に降りかかる悪意の連続、それらの真実を鳥井はどう解明するのか。
ひきこもり探偵シリーズ第二弾。
春の近づくある日、僕・坂木司と鳥井真一のもとを二人の老人が訪ねてきた。
僕らの年上の友人でもある木村栄三郎さんと、その幼馴染みの高田安次朗さんだ。
高田さんがボランティアとして働く動物園で、野良猫の虐待事件が頻発しているという。
動物園で鳥井が掴んだ真実は、自身がひきこもりとなった出来事とどうつながるのか――。
はたして鳥井は外の世界に飛び立てるのか、感動のシリーズ完結編。
鳥井家を彩る数々の家庭料理をご自宅で作れる、簡単レシピ集「鳥井家の食卓」など、
文庫版おまけ付き。
うーんと、今ひとつパッとしないお話しのシリーズでした。
ウジウジ、グダグダとした説明過多な表現や、
極端な人物設定や感情表現が、
美化し過ぎてるし、偽善って感じでした。
でも、ライトノベルとして軽く読むなら、いいかもしれません。
主人公2人はちょっとウザッたいのですが、
脇役たちは、とても魅力的です。
それが救いです。
一応、自分的に、読んだと言う記録に、記事にさせていただきました。
あしからず・・・。
はじめまして!あーちんさん!aliceといいます。
一度、このシリーズを読んでみようかな~と思っていましたが、これ三部で完結なんですね!知りませんでした。装丁が素敵で可愛らしいし、東京創元社だし気になってましたので参考になりました!また読んでみます!
by あかり (2006-12-13 16:07)
>aliceさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
そうなんです、私も表紙が気に入って買ってみました。
探偵する内容と、話しの展開は面白いので、
読んでみてくださいね~!
by あーちん (2006-12-21 23:21)
>sanisiさん nice!さんきゅーです。
by あーちん (2006-12-23 02:04)
東京創元社というと、SFのイメージなんですが、こんなのもあるんですね。知りませんでした。ミステリーってことで創元社の領域に入るのでしょうか?
それにしても、あーちんさんの読書量には感服です。
by (2006-12-27 10:01)
>灰色猫のミミさん nice!ありがとうございマス。
最近、けっこう砕けたライトノベル系の本を出してるんですよね~。
私的にはハズレが多いんですけどね。
本は、実はもっと読んでるんですけど、記事にするほど思い入れの無い、
内容の無い本は、隅に追いやってるんです。
通勤時間が長いので、どーしても増えちゃうんですよ~!
by あーちん (2006-12-27 14:46)