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「時の鐘を君と鳴らそう」 柴田 よしき [本を読んだのだ。]

先日読んで記事にした、「星の海を君と泳ごう」の続編です。

時の鐘を君と鳴らそう

時の鐘を君と鳴らそう

  • 作者: 柴田 よしき
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/10/12
  • メディア: 文庫


   念願の銀河中央出版局に就職したララ。
   しかし、正規編集者抜擢を目前にしてミスを犯し、左遷されてしまう。
   失意のララに届いた演説会の案内。
   次期銀河連邦大統領候補者は、かつて一緒に冒険をしたウィニー。
   再会を喜ぶ二人だったが、当夜、連邦を狙ったテロが起きて…。
   少年と少女は大人になり、現実を知る。
   でも、夢は終わらない―。新たなる冒険の物語。

前作の「星の海を君と泳ごう」から20年後。
冒険を共にした大学の仲間も、バラバラ。
でも、皆が政府の要職や、責任ある仕事に就いて活躍しています。
そう、ララ以外は。

ララは、会社の責任を1人で負って左遷された地で、
大統領候補となったかつての冒険仲間、ウィニーの演説会を知り、
20年ぶりに再会します。
9歳だった生意気な少年は、29歳の素敵な青年になっていました。

そんな感動の再会をし、歓談をしている最中、
同じ地区のホテル1棟が、まるまる占領されます。
それは、ティオリミット社という乗っ取り会社への恨みによるものに見えましたが、
実は裏では、大統領候補ウィニーの暗殺計画が進んでいたのです。

大勢の人質を解放する替わりに人質となったウィニーを助けるため、
ララは、ウィニーの秘書のジムとともに動き出しました。

このお話し、前作と繋がってたので読んだんですが、
本のちょうど真ん中辺で、話しの展開が読めてしまって、興ざめでした。
それと最後の恋愛部分、その展開、わざわざ要らないのでは・・・。
ララとウィニーの20年前の話しを、そこかしこで匂わせていながらその展開?
と、ちょっと不満です。

お話しは解決するのですが、
ウィニーの今後とか、
大統領選挙の行方がどうなるのか。
作者の柴田さんは続編を書くとおっしゃっていますが、
なるべく早めに書いて欲しいです。
ウィニーの今後が気になって仕方が無いです。


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コメント 1

あーちん

 >sanisiさん nice!どーもっす。

 >ささやんさん nice!さんきゅーっす。
by あーちん (2006-10-23 13:03) 

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