「満月と血とキスと」 シャーレイン ハリス

続編の邦訳を待っているのですが、全く音沙汰なし。
翻訳出版されるように、願いを込めて。

ヴァンパイア物の、ロマンティック・サスペンスです。

満月と血とキスと

• 作者: シャーレイン ハリス
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2003/10
• メディア: 文庫

　　　生まれてはじめての恋人はヴァンパイアだった！
　　　彼の血を吸うと、セクシーな魅力がみるみるアップして……。
　　　ヴァンパイアとの恋と殺人事件がからみあう新感覚ミステリー。

　　　なかなかの美人なのに、人の心が読めてしまうという“障害”のせいで、
　　　これまで恋人ができなかったウエイトレスのスーキー。
　　　でも、ビルとならうまくいくかもしれない。青白く輝く肌、吸い込まれるような瞳、
　　　美しい鼻筋、すべてが魅力的。ただ、彼がヴァンパイアでさえなければ、完璧だった。
　　　そう、夜しか“命”を得られず、血に飢えるあまり、殺人さえ犯していなければ…。
　　　ヴァンパイアとの恋につきまとう連続殺人事件の驚くべき真相とは。アンソニー賞受賞。

この世界（近未来？）では、ヴァンパイアが法律的にも住民権を得ています。
人間と「合流」しているヴァンパイアが、普通に街で暮らしている世界。

ウェイトレスのスーキーは、テレパスです。
人の思考が読めるために、人との深い付き合いが出来ないでいました。

そんなときに、思考が全く読めない相手・ヴァンパイアのビルと、出会います。
スーキーは心を防御しなくていい心地よさと、ビルの誠実さに、
ビルは、ヴァンパイアに臆する事の無い、そして特別な味のする魅力的な血を持つスーキーに、
お互いに惹かれていきます。

そんな中、ヴァンパイアと関わりを持つ交牙者の女性たちが、次々と殺されていきます。

殺人犯人は誰なのか？
やはりヴァンパイアの仕業？

そんな、ミステリー・サスペンスあり、ラブロマンスありで、
かなり盛りだくさんです。

脇役たちも、これまたとっても魅力的。
月夜に変身しちゃう狼男だったり、
見た目すっごく魅力的な男性なんだけど、最年長でダークなヴァンパイアだったり。

この作品の原作は、シリーズで４作以上は出ている模様。

実は私、待ちきれなくて、英語版で３作目まで持ってます。
でも、辞書片手に飛び飛びしか、９０％以上(涙ッ)を想像しながらしか読めないので、
続編の邦訳、本当に待ってますよ！集英社さん！！

コメント 2

へぇ～。面白そう。
ちなみにオイラは
「ヴァンパイアでも良いから恋人ほしー」
みたいな…
by あら？ふぉー (2006-08-09 02:44) 

　＞ささやんさん　nice！ありがとです。
　えー、私は「誰でも良いから彼氏ほしー」み、みたいな・・・・えへ。
　ヴァンパイアのビル、結構タイプです。
by あーちん (2006-08-11 13:12)