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「三四郎はそれから門を出た」 三浦 しをん [本を読んだのだ。]
先日、直木賞を受賞した三浦しをんさんの、新刊です。
と言っても、小説ではなく、でもいつものような妄想エッセイ集ではなく、
しをんさんが実際に読んだ本などを題材にした、書評エッセイ集です。
- 作者: 三浦 しをん
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
それでも本から離れられない-。
人気作家にして筋金入りの活字中毒者、三浦しをんの秘密の日常。
初の、ブックガイド&カルチャーエッセイ集。
『Gag Bank』『朝日新聞』等に掲載したものに書き下ろしを加える。
１章 犬のお散歩新刊情報 ・・・・・Ｇａｇ Ｂａｎｋ連載。本の書評
２章 三四郎はそれから門を出た・・・朝日新聞連載。中高生向け書評
３章 本のできごころ ・・・・・紀伊国屋書店ＰＲ誌に連載したエッセイ
４章 役に立たない風見鶏 ・・・・・ａｎａｎ連載。最新カルチャー？コラム
５章 本を読むだけが人生じゃない・・いろんなところで掲載された単発エッセイ集
６章 愛の唄 ・・・・・愛する本たちのについて
三四郎は門を出てどこへ行ったのか―あとがきにかえて
特別附録 「火宅拝見」
本の書評かぁ・・・・と、甘く見てました。
凄く面白かった！
しをんさんの読む本のジャンルはめちゃくちゃ広い！！
私が読んだこと、読もうと思ったこと無い本が、山のように掲載されてます。
書評と言っても、本の内容を説明しているのだけではなくて、
本当に日記風。
さすが、読書が生活に密着していると言うしをんさん。
日常を切り取って、面白おかしく、エッセイにされています。
本の説明をするのでも、すごく独特な視点からなのです。
そして、いつもの脱線は健在！
ちょくちょく本とは外れて、妄想が盛り上がっていきます。
三浦しをんさんファンの方でも、そうじゃない方でも、
読んだこと無い本を試したい！という方にも、
おすすめですよ。
あぁ・・・読みたい本がまた増えてしまう・・・・。
どうしても「をしん」って呼んでしまいます・・・
結構口当たりよさそうな雰囲気ですし、読んでみたいと思います。
今もらったばっかりの図書カードが一万円分あるので（笑）
by no_nickname (2006-08-06 14:44)
三浦しをんさんは、とても興味ある方ですが、何から読もうかな…と、思っていたところです。この書評エッセイ集で、どんな方なのか、探ってみようかな。
by (2006-08-06 15:08)
＞sanisiさん nice！ありがとーです。
はい、しをんさんにしては大人しめな、万人受けしやすい内容だと思います。
でも出来れば、「Boiled Eggs Online」で連載してるエッセイとか、
文庫化されたエッセイ集「しをんのしおり」「人生激場」を読んで欲しいです！
１万円分の図書カード・・・・どどどどどーしたんですか？羨ましい！
by あーちん (2006-08-08 11:01)
＞灰色猫のミミさん nice！ありがとうございます。
ミミさんには、是非、普通のエッセイを読んで欲しいです。
しをんさんの「おたく」っぷりが、かなり笑えますよ。
小説なら、「白いヘビ眠る島」を是非に！
by あーちん (2006-08-08 11:27)
「おたく」っぷりですか…。[ふむっ]興味心がもぞもぞしてきました。
情報、ありがとうございます！
「白いヘビ眠る島」も試してみますね～[おんぷ]
by (2006-08-09 20:15)
＞灰色猫のミミさん
ええ、かなりお楽しみいただけるかと・・・・ウプププ[はーと]
by あーちん (2006-08-11 13:02)
早速「しおんのしおり」と「白いヘビ眠る島」をゲットして参りました。
順繰りに読んでみたいと思います１
by (2006-08-13 05:56)
＞灰色猫のミミさん
おぉ～早い！
ミミさんに合った内容だといいんですが・・・ちょっとドキドキです。
by あーちん (2006-08-15 12:09)