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イヴ&ローク12「春は裏切りの季節」J・D・ロブ [本を読んだのだ。]

春は裏切りの季節―イヴ&ローク〈12〉

春は裏切りの季節―イヴ&ローク〈12〉

  • 作者: J.D. ロブ
  • 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 文庫


   さわやかな五月のニューヨーク。
   ロークが所有するホテルで、伝説的名女優のコレクションが
   オークションにかけられることになり、記念のパーティーが催された。
   イヴはロークとともにパーティーに出席していたが、その最中に事件
   が勃発した。ホテルのメイドが銀のワイヤーで絞殺されたのだ。直ち
   に捜査を開始したイヴは、犯人が雇われ殺し屋であることを突き止める。
   しかも、殺し屋を雇った黒幕の真のターゲットはロークかもしれなかった。
   が、やがてFBIが介入してきて、捜査の主導権をイヴから奪おうとする…。

イヴ&ローク最新刊です!

これを書いているJ・D・ロブ氏は、ハーレクイーン系で活躍されている
ノーラ・ロバーツ氏のもう一つのペンネームなんですよ。
私は元々、ノーラ・ロバーツ氏の、マクレガー家シリーズが好きだったんです。
別名で本を出しているって知って、読み始めたのが、このシリーズです。

今回の敵は、凄腕の殺し屋と、その雇い主です。
ロークの昔の闇の時代の泥棒仲間ミックが出てきたり、
FBIの馬鹿が、大事な場面で横槍を入れちゃったり、
サマーセットが襲われたり・・・と、息つく暇が無いくらいです。

それにしても、イブは別人のようになりましたね。
今までは、いつも励まされ慰められる側のイブが、
落ち込み、怒りを溜めるロークを慰め、助けていきます。
イブのロークへの愛情表現も、とっても素直になってきてますよね。

もうひとつ成り行きを見守りたいのが、ピーボディとマクナブ。
今回は、とうとう喧嘩別れをしてしまいます。
もー、これから2人の仲がどうなって行くのか、次巻が待ち遠しいです!

あとがきによると、原作は、1月に22巻が、11月に23巻が発売されるとの事。
翻訳が待ち遠しい!


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コメント 4

no_nickname

こちらはまったくの未読です。
ハードボイルドっぽいミステリですか?
あ、でも恋愛要素もたっぷり入ってるみたいだ。
by no_nickname (2006-04-28 11:55) 

あーちん

 >sanisiさん
 nice!ありがとーです♪
 うーん・・・一応「ロマンティック・サスペンス」ってなってます。
 近未来(21世紀半ばらしい)の、ニューヨーク警察の警部補であるイブが、
 犯人を捕まえるべく、毎回奮闘するんですけど、
 億万長者のロークが、いつもなにかしら事件に関与してるんです。
 事件は、毎回とっても凝っていて面白いですし、
 その2人を中心とした恋愛系も充実してます。
 面白くって、すぐ読めちゃいますんで、ぜひ、1巻からどうぞ~!
by あーちん (2006-04-28 12:44) 

あら?ふぉー

オイラも全く読んだこと無い。
今度あーちんさんちに借りに行こうかなー
なんちって
by あら?ふぉー (2006-04-28 18:28) 

あーちん

 >ささやんさん
 う~ん、これって、ヴィレッジブックスっていう、
 新しいレーベルから出てる本なんですけど、
 海外の気鋭の女性作家の本を、結構いっぱい出してるんです。
 ジャンルはさまざまで、けっこう面白い本もあるんですけど、
 本屋によっては、ハーレクイーンロマンス系の本と一緒に置かれてるので、
 男性には買いにくいかもですね。
 ええ、ええ、いつでもお貸ししますよ~取りに来て頂ければ! 
by あーちん (2006-04-28 19:32) 

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