イヴ&ローク12「春は裏切りの季節」J・D・ロブ [本を読んだのだ。]
さわやかな五月のニューヨーク。
ロークが所有するホテルで、伝説的名女優のコレクションが
オークションにかけられることになり、記念のパーティーが催された。
イヴはロークとともにパーティーに出席していたが、その最中に事件
が勃発した。ホテルのメイドが銀のワイヤーで絞殺されたのだ。直ち
に捜査を開始したイヴは、犯人が雇われ殺し屋であることを突き止める。
しかも、殺し屋を雇った黒幕の真のターゲットはロークかもしれなかった。
が、やがてFBIが介入してきて、捜査の主導権をイヴから奪おうとする…。
イヴ&ローク最新刊です!
これを書いているJ・D・ロブ氏は、ハーレクイーン系で活躍されている
ノーラ・ロバーツ氏のもう一つのペンネームなんですよ。
私は元々、ノーラ・ロバーツ氏の、マクレガー家シリーズが好きだったんです。
別名で本を出しているって知って、読み始めたのが、このシリーズです。
今回の敵は、凄腕の殺し屋と、その雇い主です。
ロークの昔の闇の時代の泥棒仲間ミックが出てきたり、
FBIの馬鹿が、大事な場面で横槍を入れちゃったり、
サマーセットが襲われたり・・・と、息つく暇が無いくらいです。
それにしても、イブは別人のようになりましたね。
今までは、いつも励まされ慰められる側のイブが、
落ち込み、怒りを溜めるロークを慰め、助けていきます。
イブのロークへの愛情表現も、とっても素直になってきてますよね。
もうひとつ成り行きを見守りたいのが、ピーボディとマクナブ。
今回は、とうとう喧嘩別れをしてしまいます。
もー、これから2人の仲がどうなって行くのか、次巻が待ち遠しいです!
あとがきによると、原作は、1月に22巻が、11月に23巻が発売されるとの事。
翻訳が待ち遠しい!
こちらはまったくの未読です。
ハードボイルドっぽいミステリですか?
あ、でも恋愛要素もたっぷり入ってるみたいだ。
by no_nickname (2006-04-28 11:55)
>sanisiさん
nice!ありがとーです♪
うーん・・・一応「ロマンティック・サスペンス」ってなってます。
近未来(21世紀半ばらしい)の、ニューヨーク警察の警部補であるイブが、
犯人を捕まえるべく、毎回奮闘するんですけど、
億万長者のロークが、いつもなにかしら事件に関与してるんです。
事件は、毎回とっても凝っていて面白いですし、
その2人を中心とした恋愛系も充実してます。
面白くって、すぐ読めちゃいますんで、ぜひ、1巻からどうぞ~!
by あーちん (2006-04-28 12:44)
オイラも全く読んだこと無い。
今度あーちんさんちに借りに行こうかなー
なんちって
by あら?ふぉー (2006-04-28 18:28)
>ささやんさん
う~ん、これって、ヴィレッジブックスっていう、
新しいレーベルから出てる本なんですけど、
海外の気鋭の女性作家の本を、結構いっぱい出してるんです。
ジャンルはさまざまで、けっこう面白い本もあるんですけど、
本屋によっては、ハーレクイーンロマンス系の本と一緒に置かれてるので、
男性には買いにくいかもですね。
ええ、ええ、いつでもお貸ししますよ~取りに来て頂ければ!
by あーちん (2006-04-28 19:32)