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「光の海」 小玉 ユキ [マンガを読んだのだ。]

小玉ユキ デビューコミックス

光の海

光の海

  • 作者: 小玉 ユキ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: コミック


   先輩、人魚はじめてですか?
   海や川に人魚が住む、わくわくするような日常。
   そこに生きる人間たちの、ごまかしのない姿を、
   しなやかな感性と細やかな視点で描き出した
   珠玉のオムニバス。

   とある海辺の町、寺の坊主・秀胤(しゅういん)は、
   住職の孫・光胤(こういん)の言動が何かと気に食わない。
   明るく奔放で人気があり、住職の血を引く光胤には、
   かわいい恋人までいる。
   いい加減なあいつばかりが、なぜ?
   ・・・悶々(もんもん)とする秀胤だったが!? (表題「光の海」より)
       ●収録作品 「光の海」
               「波の上の月」
               「川面のファミリア」
               「さよならスパンコール」
               「水の国の住人」


人魚が、
ちょっとは珍しいけれども、
意外と身近に存在する世界のお話し。

それぞれのお話しには、
海や、川に住んでいる人魚との切ない出会いや別れが、
透明な雰囲気の絵で、さらっと描かれています。

私は、「波の上の月」のお話しが好きです。

舞台は、若い人魚が集まることで有名な辺鄙な島。
学生時代の友人・京子を訪ねて来た、さき。
満月の夜のその島では、
外海に出てメスと出会う時のために、
オス同士でキスや交尾の練習をする、
まだ少年のようなオスの人魚の群れが集まるのです。
さきは、ひとりの人魚を見かけ、
その瞳を忘れることが出来なくなります。
その人魚の瞳は、自分の気持ちとシンクロしているようで・・・・

絵もお話しも、とてもシンプルで透明感があって、
けっこう好きです。
デビューコミックスということでしたが、
次作、楽しみにしたいと思います。

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コメント 2

no_nickname

「オス同士でキスや交尾の練習をする」んですか。
そのあとの文章
「その瞳を忘れることが出来なくなります」
の「瞳」が一瞬「唾」に見えました。
by no_nickname (2007-02-01 16:45) 

あーちん

 >sanisiさん nice!ありがとうです。
 はいー、でもBLじゃ無いですよ。
 その話しは、
 どっちかっていうと百合の話しでした(^^)
 全部、普通のお話しですから~!
 瞳→唾・・・・
 sanisiさん、病んでますね・・・( ̄▽ ̄;)!!
by あーちん (2007-02-01 23:47) 

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