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「RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠」 柴田 よしき [本を読んだのだ。]

先日読んだ、「聖なる黒夜」で、
ちょっと惚れちゃった「山内練」を追おうと思って、
柴田よしきさんの、ほかの作品に手を出してみちゃいました。

RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠

RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠

  • 作者: 柴田 よしき
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1997/10
  • メディア: 文庫


   男性優位主義の色濃く残る巨大な警察組織。
   その中で、
   女であることを主張し放埓に生きる女性刑事・村上緑子。
   彼女のチームは新宿のビデオ店から
   一本の裏ビデオを押収した。
   そこに映されていたのは残虐な輪姦シーン。
   それも、男が男の肉体をむさぼり、犯す。
   やがて、殺されていくビデオの被害者たち。
   緑子は事件を追い、戦いつづける、たった一つの真実、
   女の永遠を求めて―。
   性愛小説や恋愛小説としても絶賛を浴びた
   衝撃の新警察小説。
   第十五回横溝正史賞受賞作。


過去のある事件が原因で、
桜田門から新宿署に飛ばされた警部補・村上緑子。
その事件がきっかけで、
自分の性の欲求に素直に生きることに決めた緑子は、
男女関係無く、身体の関係を結び、
過去の事件に苦しみながらも自由に生きようとしています。

そんな彼女の元に、ある事件が飛び込みます。
それは、男を男が犯す輪姦シーンを収めた数本の裏ビデオ。

その被害者が殺されて発見される一連の事件を、
本庁と一緒に事件の捜査を進めることになった緑子は、
過去のしがらみを身に受けつつ、
事件の真相に迫っていきます。

緑子の刺激的な性生活には、
ちょっと辟易するところもあったんですけど、
話しはとてもテンポいいです。

最後の展開も、結構面白かったかな?

残念なのは、
「山内練」目当てで読んだんですけど、
この本には未だ出てこなかったこと。
2冊目からは出現するらしいです。

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聖母(マドンナ)の深き淵

聖母(マドンナ)の深き淵

  • 作者: 柴田 よしき
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1998/03
  • メディア: 文庫


月神(ダイアナ)の浅き夢

月神(ダイアナ)の浅き夢

  • 作者: 柴田 よしき
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2000/05
  • メディア: 文庫


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コメント 2

no_nickname

柴田 よしき さん登場率高いですねぇ!

「男が男の肉体をむさぼり、犯す。」ですか・・・
あわわ・・・
by no_nickname (2007-02-01 16:47) 

あーちん

 >sanisiさん nice!さんきゅーです。
 はいー、そーなんですー。
 でも、話しの本筋には関係ない部分なので、
 それが嫌でも話し自体は楽しめるかも?・・・多分。
by あーちん (2007-02-01 23:44) 

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