「魅せられた瞳―モアランド公爵家の秘密」 キャンディス キャンプ [本を読んだのだ。]
MIRA文庫・・・俗に言う、ハーレクイーン、レディース文庫ってやつです。
この人と、ノーラ・ロバーツさんの作品は、外れが無いので、
ベタベタなのが読みたいときは、買って読んでます。
「今すぐに、この無礼なふるまいをやめなさい」
腕をつかんでいる男のグレーの瞳を見たとたん、オリヴィアの
全身に震えが走った。公爵令嬢である彼女を詐欺師と間違えた
うえに変人呼ばわりしたその男―アメリカ帰りのセント・レジャー
伯爵は非礼を詫びたが、オリヴィアは激怒して立ち去った。
翌朝、彼女の経営する調査事務所に伯爵が現れた。彼は
昨夜の許しを請うと、深刻な様子で申し出た。
「私の家に2、3週間、滞在してはもらえないだろうか?」。
キャンディス キャンプさんの作品は、
どれも、ほとんどお話しの流れが決まってる感じです。
①19世紀のイギリスである。
・・・・貴族社会が残っている時代ですが、閉鎖的過ぎないことが大事。
②自分の容姿や生い立ち等に自信が無いが、信念や、自立心を持った女性が主人公。
③評判の悪い伯爵が出てくるが、会ってみると実はなかなかいい男。
でも最初は、仕事とか家系の問題で、仲が悪い。
④必ず、最初に会ったり、握手しりした際に、お互い"ビビビッ"とくる。
⑤なぜか、長期間、協力し合わなければいけいはめに陥る。
⑥すぐにキスまで発展するが、お互いに欲望の相手にされているのだけなのでは?と
勘繰り、敬遠しあい、一旦は嫌い合ったりする。
⑦そしてそして、いろいろあって、結局は、ハッピーエンド。
簡単(?)に纏めると、こんな感じです。
毎回、この基盤に、いろいろな事件などが、けっこう複雑に絡み合って、
ドキドキ感もあって、読み応えもあり、すごく面白くなっていきます。
今回のお話は、モアランド公爵家の子供であるオリヴィアが活躍しますが、
この公爵家の子供は7人居て、みんな一癖ふた癖ありそうなメンバーです。
その子供たちが主人公となって、「モアランド公爵家シリーズ」で続いていくみたいです。
ちょっと楽しみ。
それと、今回の主人公スティーブンの親友として出てきたレイフ・マッキンタイア。
次の話しの主人公になったりして。
前にも3部作として出しているお話しがあります。
これは、3作とも展開が違って、面白かったですよ。
初めまして。ご訪問有難うございました。
ハーレクイーンって読んだことが無いのですが、
面白そうですね~。ちょっと気になっちゃいました☆
by masugi (2006-05-21 19:19)
>masugiさん
こちらこそ、ご訪問ありがとうございます。
私も最初は敬遠していたんです。
でも、読み応えはあるし内容も面白いので、1回お試しになってみては?
nice!ありがとうございました。
by あーちん (2006-05-22 10:19)
ハーレクイーンのハーレってどういう意味なんでしょうか?
by no_nickname (2006-05-22 16:20)
>sanisiさん nice!さんきゅーです。
ハーレクイーン社っていう会社名なんですよ、確か。
キスとかえっちの描写はシツコイ時もありますが、
普通の小説よりも、けっこう面白いんですよ。
by あーちん (2006-05-22 17:14)
キャンディス キャンプとか
どこから情報入手してるの?
by あら?ふぉー (2006-05-25 05:11)
>ささやんさん nice!ありがとーです!
本もマンガも、その時に読みたい作品が無くて、
そのうえ時間に余裕がある時に、本屋で物色するんですよ~。
勘が外れて面白くない作品に当たることもありますが、
いい作品に出会える事も多いので、止められませんね~。
結果、買いたい作家さんが増えてきて、お金が無くなる・・・と。
あはは。オススメしません。
by あーちん (2006-05-25 09:22)