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「鬼外カルテ 其ノ拾四 ~非常ノヒト 1~」 碧也 ぴんく [マンガを読んだのだ。]

ついに、最終章!!
鬼外自身の物語がはじまります!

非常ノヒト 1―鬼外カルテ其ノ14 (1)

非常ノヒト 1―鬼外カルテ其ノ14 (1)

  • 作者: 碧也 ぴんく
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: コミック


   ビィが消え、弁天はそのかけらだけ。
   そして、太夫も去った・・・・・・。
   ひとり残った鬼外(きがい)は、自らのルーツを辿る旅に出ることになる。
   彼の胸によみがえるのは、遠い遠い記憶。
   その昔、天才といわれ藩主にとりたてられた少年、
   長じて、平賀源内と名乗るようになった男のこと―・・・。

   心ふるわすロングシリーズ、ついに最終章が開幕!!


とうとう最終章ですか!!
読めるのは嬉しいけど、終わっちゃうのはかなり寂しいですよ・・・。

さて今回はもちろん、ひとり残った鬼外のお話し。
鬼外の生い立ちが、だんだんと明らかになっていきます。


藩の米倉の御蔵番、
足軽の子として生まれた伝次郎は、
「天狗小僧」の異名をとるほど、頭の切れる子供でした。

ある日、
海辺で出会ったお侍に気に入られるのですが、
そのお侍こそ、
仕えている高松藩の五代藩主、松平頼恭だったのです。

松平公の下、
「本草学」など薬学医学を学ばせてもらい、
知識を得ていくのですが、
所詮は士分の資格も無い、足軽の子。
殿の口利きで藩の薬草園に就かせてはもらっても、
下働きのような仕事を与えられるだけで、
軽くあしらわてしまいます。

そんな中、
松平公から讃岐の地に特産品を作って欲しいと密かに依頼されます。
それは、「人参」と、「甘蔗」を研究し、
作付けを成功させること。

その研究のために、
彼は長崎へ行くことにするのです。

長崎の出島で世界を知った彼は、
松平公に仕えることを、
だんだんと足枷に感じていきます。
そして今度は、
江戸に出ることにするのですが・・・・。


もー、なるほど!!
鬼外のマルチぶりは、
彼が平賀源内だったから、なんですね!

マルチな才能を発揮していく平賀源内、
彼がどうして「鬼外」として生きていくことになったのか、
今後の展開がドキドキです・・・・。

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この「鬼外シリーズ」、最近、文庫化されました。
読んだこと無い方、是非、手にお取り下さいませ。
オススメです。

水中童子

水中童子

  • 作者: 碧也 ぴんく
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 文庫


Golden Child

Golden Child

  • 作者: 碧也 ぴんく
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 文庫


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コメント 6

no_nickname

最終章ですか。気合はいりますよね。
さみしいけどわくわくしますよね。

このシリーズは読んだことありませんが。
by no_nickname (2007-03-05 15:45) 

月と、

初めて見たっ!すごい絵が綺麗!!
内容も面白そうですね~。探さなくちゃ~。
by 月と、 (2007-03-05 18:56) 

あーちん

 >sanisiさん nice!ありがとーございます。
 ええ、第1作が発表されたのは1994年ですからー。
 十年越しで、そして19巻目で最終章突入!
 そりゃ~もう、ドキドキです。
 いや、もー、読んでみて下さいって!
by あーちん (2007-03-05 22:59) 

あーちん

 >月と、さん nice!ありがとうございます。
 はい、絵もお話しの内容も、絶品ですヨ(^^)
 ぜひ、1巻からお試しくださいませ~!!
by あーちん (2007-03-05 23:13) 

moe

あーちん さん はじめまして。
コメント&niceありがとうございます。
このシリーズは、すっごくキレイで暖かくて、
そして悲しいお話です。
今回鬼外さんも虚空族になっているということは、
すっごく悲しいことになるんでしょうね…。
また遊びにきますね。
by moe (2007-03-10 09:28) 

あーちん

 >moeさん 来訪&コメントありがとうございます。
 そうですね、きっと悲しい展開になるんだと思います。
 続きが楽しみですね!
by あーちん (2007-03-10 22:23) 

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