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「フォー・ディア・ライフ」 柴田 よしき [本を読んだのだ。]

「聖なる黒夜」を読んでから、
柴田よしきさんの作品に、かなりハマってます。

フォー・ディア・ライフ

フォー・ディア・ライフ

  • 作者: 柴田 よしき
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 文庫
   眠らない街・新宿――。眠れない探偵は走る。
   元マル暴、現私立探偵兼保育園園長。タフで優しい極上探偵物語。
   新宿2丁目で無許可だが最高にあったかい保育園を営む男・花咲慎一郎、
   通称ハナちゃん。
   慢性的に資金不足な園のため金になるヤバイ仕事も引き受ける
   探偵業も兼ねている。
   ガキを助け、家出娘を探すうちに巻きこまれた事件の真相は、
   あまりにも切なかった・・・・・・。
   稀代のストーリーテラーが描く極上の探偵物語。


新宿2丁目の築38年のボロビルの2階に、
私設保育園「にこにこ園」があります。
そこで園長をしているのは、
元本庁のマル暴刑事の、ハナちゃん。

2丁目で働き暮らしている女性たちのため、
その子供たちのために、
格安で子供を預かっています。
だから、にこにこ園はいつも赤字。

その赤字を補填するため、ハナちゃんは、
ヤクザが絡むような、
危ない探偵業を続けているのです。
 
仕事を回してくれるのは、
大手探偵事務所でありながら堅気じゃない仕事も扱っている、
敏腕探偵と呼ばれていた男、城島から。
その依頼は、どれもヤバイ仕事。

でも、何といっても大変なのは、
探偵業と併せて、
24時間営業の無許可保育園を運営しなければいけないことなのです。

でも、保育園を運営していくためには、
探偵業を続けるしかありません。

今回、ハナちゃんが城島から頼まれたのは、
チンピラの少年を、
ヤクザから救出すること。

そして次には、家出した女子中学生を捜すこと。

簡単に済むはずの依頼だったのに、
身体を張ってヤクザから救出後、
大阪へ逃げさせた少年が、
危険を顧みず新宿へ戻ってきてたり、
女子中学生の母親とは昔の縁で知り合いだったり、
保育園では親や子供が病気や事件を起こしたり・・・。

ハナちゃんは、いつも寝不足になるのです。

話しはとってもテンポいいです。

いろんな事件、
たくさんの伏線を踏みながら、
そして保育園でのほんわかムードもはさみつつ、
でもスピード感のある内容になってました。

そして、出てきましたよ!
山内練!!
チラッとですけど。

ささ、次巻もすぐに読み始めますよ~♪
 
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フォー・ユア・プレジャー

フォー・ユア・プレジャー

  • 作者: 柴田 よしき
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 文庫


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