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「さらい屋五葉 1」 オノ・ナツメ [マンガを読んだのだ。]

先日紹介した、
「LA QUINTA CAMERA~5番目の部屋」を描いたのと同じ、
オノ・ナツメさんの、
まったく違う、渋い雰囲気を持った作品です。

さらい屋五葉 1 (1)

さらい屋五葉 1 (1)

  • 作者: オノ ナツメ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2006/07/28
  • メディア: コミック
   腕は立つが人付き合いの下手さが災いして浪人の身となった
   主人公政之助は、
   ゆきがかりで拐かしを生業とする賊「五葉」に手を貸してしまう。
   クセのある一味に戸惑いつつ惹かれてゆく政之助だが……

   貧乏浪人・政に舞い込んだのは、
   遊び人風の男・弥一の用心棒の仕事。
   しかしその弥一こそ、「五葉」と名乗る賊の頭であった・・・。
   掴み所のない弥一と、
   ひとクセもふたクセもある一味の面々に次第に惹かれ、
   巻き込まれていく政だが・・・・。
   情と絆、あざやかに薫る大江戸絵巻・開演!


これ、オノさんの独特な線の絵が、時代物に良く合ってます。
白黒のコントラストがとってもキレイで、
お話に、いいアクセントがついてるなーと思いました。

拐かしを生業としている賊、「五葉」。
難癖ある家の子供をさらって、お金を頂く、
謂わば義賊なのです。

メンバーはみんな、脛に傷持つ輩たち。
  元盗人で今は酒屋の店主、梅造。
  梅さんの娘、お絹ちゃん。
  妖艶なおねーさん、おたけさん。
  元盗賊で元お頭の、ご隠居さん。
  元ひとり盗賊で、今は飾り職人の、松吉。

  そして、「五葉」の現お頭、弥一。

この弥一、女郎屋に居候兼用心棒をしているんですが、
飄々とした風情のヤクザ者で、水も滴るイイ男。

でも、いろいろ過去がありそうで。

政へのちょっかいのかけ方も、
何か普通じゃない執着の仕方。
これから先、
弥一の過去が、だんだん明らかになっていきそう。

それと、旗本の三男坊の八木っていう豪傑が出てきてて、
この人物が、今後何らか関わって行きそうです。


お話は、まだまだ序盤。
これからの進展が、とっても楽しみです。
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コメント 7

あら?ふぉー

パッとタイトル見たとき
「番町さらやしき」かと思った。
時代劇調の漫画はあまり読まないから
ちょっと新鮮かも。
by あら?ふぉー (2006-09-06 16:47) 

あーちん

 >ささやんさん nice!ありがとうデス。
 時代劇調ですけど、背景とかがクドく無いので、軽く読めますよ~。
 まだお話が序盤なのであんまりオススメできないのが残念。
 ぜひ続きが出てからお試しくださいませー!
by あーちん (2006-09-07 01:14) 

この本は、「LA QUINTA CAMERA~5番目の部屋」と一緒に買いました。
「LA QUINTA…」の方は、つい先日読了したので、そのうち記事書きますね。
この「さらい屋五葉」はこれから読むんですが、ぱらぱらめくってみたら、あーちんさんがおっしゃるとおり、絵が時代物にあっていてびっくり(オノさんはイタリアを舞台にしたものが多かったので…)。いい雰囲気ですね。楽しみ楽しみ。
by (2006-09-07 13:45) 

あーちん

 >灰色猫のミミさん
 そうなんです~、ちょっとビックリするくらい、時代劇にピッタリなんです。
 じっくり読んでみてください!
 私は政が好き・・・って言うか、萌ぇ・・・・です・・・・・。
by あーちん (2006-09-07 23:36) 

あーちん

 >ちゃんさん nice!ありがとうございます!
by あーちん (2006-09-16 00:10) 

読んでみたら、とても気に入ってしまって、「LA QUINTA CAMERA~5番目の部屋」より先に記事にしてしまいました。
私は弥一のミステリアスに萌えました。政も好きですよ!いつか爆弾破裂させそうだし…。八木もイイですよね!
TBさせていただきます。よろしくお願いします。
by (2006-09-21 22:58) 

あーちん

 >灰色猫のミミさん
 TBありがとうございます[はぁと]私も後ほどお邪魔しまーす。
 ミミさんは弥一ですか!早く続きが読みたいですよね~。
by あーちん (2006-09-21 23:14) 

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