「放浪息子 ６」 志村 貴子

出ました、待望の６巻！

放浪息子(6)

• 作者: 志村 貴子
• 出版社/メーカー: エンターブレイン
• 発売日: 2007/02/26
• メディア: コミック

　　　女の子になりたい男の子・二鳥修一と、男の子になりたい女の子・高槻よしの。
　　　気まずいままに西ヶ丘中に進学したふたりは、なんと同じ１年３組に。
　　　修一をすきなエキセントリック少女・千葉さおり、
　　　かわいい服が好きな少年・有賀誠、
　　　ケンカ上等少女・更科千鶴・・・・・・
　　　個性豊かな面々がそろったこのクラス、複雑な人間関係の中、
　　　秋の文化祭で『ロミオとジュリエット』を上演することに。
　　　頼りない新米担任教師・税所学は、修一とさおりに台本を合作させようとしますが、
　　　内容・配役ともに、大いにモメそうな気配がただよう今日この頃なのです・・・・・・。
　　　夏から秋へと、思春期を彷徨う少年と少女たちの不安定な心情を鮮やかに、
　　　細やかに描く志村貴子の話題作、待望の最新第６巻！！
　　　[平成18年度（第10回）文化庁メディア芸術祭マンガ部門・審査委員会推薦作品]

文化祭でやることになった「ロミオとジュリエット」。
その脚本が出来、
配役が決まり、
文化祭で上演が終わるまでが描かれているこの６巻。

いろんな面で、揉めに揉めます。
もー、そりゃ皆、
我が強いというか、
個性的、ですからねぇ。

そして、二鳥くんは確実に、
女の子のカワイイ服に心奪われていきます。
最後のほうには、
キャー！な、姿もご披露してくれちゃってますよ。

あ、そして今回は、
ユキさんの男装（?）姿も見れちゃいますよ。

やっぱり志村さん、
登場人物たちの心の描写が上手いです！
自分の中学のときを、すごく思い出しちゃいます。
あー、あるある、
居る居る、こんな子、みたいな。

だんだん自分の気持ちが固まってきたみんなが、
これからどういう風に身体の成長と、気持ちとに折り合いをつけていくのか。
千葉さんの気持ちの行方もｗ。
楽しみです。

タグ：志村貴子 エンターブレイン

コメント 2

でた。読んだ後に仕事に行く気がうせる漫画ベスト1（笑）
だってあまりにも絵やストーリーが澄んでるから、
これ読んだ後は外出するのも苦痛になるんですよ。
by no_nickname (2007-03-05 15:42) 

　＞sanisiさん　nice！さんきゅです。
　アハ、確かに、自分が汚れてる様に感じちゃいますよね(^^;)
　じっくりこの世界に没頭しちゃいたくなりマス～。
by あーちん (2007-03-05 22:49)