「非常ノヒト―鬼外カルテ其ノ14 」 碧也 ぴんく [マンガを読んだのだ。]
もちろん、最終巻は、鬼外こと、そう、平賀源内のことです。
非常ノヒト 1―鬼外カルテ其ノ14 (1) (WINGS COMICS)
- 作者: 碧也 ぴんく
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2007/02
- メディア: コミック
非常ノヒト 2―鬼外カルテ其ノ14 (2) (WINGS COMICS)
- 作者: 碧也 ぴんく
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2007/09
- メディア: コミック
非常ノヒト 3―鬼外カルテ其ノ14 (3) (WINGS COMICS)
- 作者: 碧也 ぴんく
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2008/07
- メディア: コミック
ビィが消え、弁天はそのかけらだけ。
そして太夫も去った・・・・・・。
ひとり残った鬼外は、自らのルーツを辿るたびに出ることになる。
彼の胸によみがえるのは、遠い遠い記憶。
その昔、天才といわれ藩主にとりたてられた少年、
長じて、平賀源内と名乗るようになった男のこと・・・・・・。
鬼外カルテシリーズ、完結!!
幼い頃、病床の床の中で、
五十年の齢を越える頃までに何も成し遂げず、
つまらない人間であったら、
永遠に虚空を彷徨う鬼となるだろう
と鬼に予言され、
その予言に追い立てられるように生きていった人。
エレキテルや、土用の丑の日を作り、
科学者で博学者で、
文筆家で
芸術家で
プロデューサーと、多才なひと。
彼・平賀源内が、
どのように本草学(博物学)と出会い、
そして、何を成し遂げようと生きていったのか。
かなりじっくり、読み応えある3冊になってます。
「聖☆おにいさん」 中村 光 [マンガを読んだのだ。]
ブッダとイエスを題材にしたコメディ誕生!
この設定、最高!!
ブッダとイエスのぬくぬくコメディ。
“笑い”でも世界を救う!
聖人in立川 こんなマンガ見たことない!!
目覚めた人ブッダ、神の子・イエス。
世紀末を無事に越えた2人は、
東京・立川でアパートをシェアし、
下界でバカンスを過ごしていた。
近所のおばちゃんのように
細かいお金を気にするブッダ。
衝動買いが多いイエス。
そんな“最聖”コンビの立川デイズ。
主人公は、
仏教の祖・ブッタと、キリスト教の祖・イエスのふたり。
彼らは久々の休暇を、
下界(東京の立川)で過ごしています。
「恋の心に黒い羽根」 ヤマシタトモコ [マンガを読んだのだ。]
切ないけど、前向きなお話のBL短編集です。
君に罵られたい、蹴られたい、好かれたい。
ドMの二神(ふたがみ)は同僚の中頭(なかず)に恋心を抱いている。
好きという純粋な気持ちと、
それを覆う汚れた性癖。
交錯する感情の狭間で引き出される二神の本心とは…。
表題作ほか、
日常から生まれるドラマチックな瞬間を綴った6編のラブストーリー集。
描き下ろしでは掲載当初描ききれなかったそれぞれのエピソードを収録!
ファン必携の1冊!
かなり切なくて、
でもハッピーエンドが多くて、
明るく(?)、前向きなお話しばかりで、
とても楽しめました。
「片恋の日記少女」 中村 明日美子 [マンガを読んだのだ。]
中村 明日美子さんの、初の少女漫画作品集が出ました!
探しても見つけ難いのに、恋とは突然訪れるのです――
表題作『片恋の日記少女』をはじめ、
父と元・息子、
父と娘の友達、
姉と偽り男と会う弟、など、
親子兄弟ジェンダーが入り混じった
ヒトとヒトとの多彩な関係を
おかしく切なく描いた作品集。
さらに「原色メガネ男子標本」などショートや描きおろし番外編も収録!
この本には、ショートも含めると全部で7本、収録されてます。
「父と息子とブリ大根」
「娘の年頃の話」
「片恋の日記少女」
この3本が、普通の長さのお話し。
表題作の「片恋の日記少女」もかわいいけど、
その中でも、私が一番好きなのは、
1話目の、「父と息子とブリ大根」です。
「きのう何食べた? 1」 よしながふみ [マンガを読んだのだ。]
とっくに出てました・・・連載って素敵・・・
モーニングに連載されている、よしながさんの最新作品。
お料理本?に近い!
筧史朗(弁護士)43歳と矢吹 賢二(美容師)41歳の
「食ライフ」をめぐる物語。
ちなみに1ヵ月の食費は2万5千円也。
鮭とごぼうの炊き込みごはん
いわしの梅煮
たけのこ と がんも と こんにゃくの煮物
栗ごはん
トマトとツナのぶっかけそうめん
鶏肉のオーブン焼き
ナスとトマトと豚肉のピリ辛中華風煮込み
いちごジャム などなど
美形な弁護士の筧先生と、町の美容師の矢吹さんは、
同棲して何年か経つ、ゲイのカップル。
この本は、ふたりが何気なく過ごす日常と、
筧先生が、見事な段取りで、めちゃくちゃ手早く作る、
美味しそ~~なお料理を、
よしながさんが見事に、描いてくれてます。
「ひらひらひゅ~ん 1」 西 炯子 [マンガを読んだのだ。]
西さんの、新シリーズ開幕です。
恋という字は変に似ている・・・・・・。
恥ずかしすぎて、もだえまくり、青春部活コミック登場!!
健一が少女の髪に挿したかったその美しい花は、
なぜか彼女の双子の兄にお似合いだった・・・。
宝代は少女のことをもっともっと知りたくて、
彼女自身の日記を自分で毎日書いていた(変態)。
ひねくれ者の智和は仲良くしたい部長の‘ホモ疑惑’を
一生懸命でっちあげる・・・。
好きすぎて空回り、恥ずかしすぎて自爆。
不器用な弓道部ライフが今、開幕!!
西さんの新シリーズは、
開開(ひらひら)高校の弓道部員たちが繰り広げる、
恋愛(?)オムニバス・ストーリーです。
「この恋は実らない 1」 武富 智 [マンガを読んだのだ。]
週刊ヤンジャンで連載中・・・らしいです。
この人の話、初めて読みました。
女の子が結構カワイらしくて、好きかも。
「男の心と体は別ですから」
最強のモテメン・輝が出会った本物の恋!
あぁ、百合子さん、
僕と、僕とつきあってください。
イケメン・黒杉輝(くろすぎひかる)は20歳の大学2年生。
彼女いない歴は20年だが、
抱いた女は数知れずの超モテオトコ!
そんな彼も、公園で見かける
百合子のことだけは本気だった・・・・・・。
公園のヤキイモ屋での初接近、輝がとった行動とは!?
この恋の行方は・・・・・・!?
イケメン大学生、輝は、超やりチン!
抱いた娘は数知れず、
毎日とっかえひっかえで、
10日連ちゃんラブホ泊なんて当たり前な日々。
「かわいいあなた」 乙 ひより [マンガを読んだのだ。]
雑誌「コミック百合姫」で掲載されていた短編を集めた、
乙 ひよりさんの、初単行本だそうです。
百合姫・・・っていう雑誌名から分かるとおり、
女の子同士のカワイイ恋愛話しです
かわいいあなた (IDコミックス 百合姫コミックス) (IDコミックス 百合姫コミックス)
- 作者: 乙 ひより
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2007/07/18
- メディア: コミック
同性に惹かれてゆく少女の姿を暖かく描き出す、著者デビュー作
お姫様よりずっとずっとCUTEな王子様。
凛々しい少年のようなルックスのまりあ、
お姫様のような美少女あかね。
友達同士の二人だが文化祭の劇をきっかけに・・・・・・!?
表題作「かわいいあなた」、
描き下ろし「ココロ弁当」等、6編を収めた初単行本。
<収録作品>
「Maple Love」
「ラブレター」
「星空サイクリング」
「かわいいあなた」
「冬色想い」
「ココロ弁当」
何気に手に取った本だったんですが、
百合系だとは気付きませんでした・・・。
あ、
でもめちゃくちゃカワイイので、かなーりオススメ!
登場人物は、大学や高校で過ごす学生たち。
彼女たちの初々しい恋話しが、
めちゃくちゃ良い感じです。
私の一番は、
やっぱり表題作の「かわいいあなた」。
私も凛々しいあかねに、惚れちゃいそうになります。
それにしても、
百合系の雑誌があるんですねぇ・・・初めて知りました。
「ねえ、honey知らないの?」 ひうら さとる [マンガを読んだのだ。]
「ホタルノヒカリ」の作者、ひうらさとるさんの、
6、7年くらい前の作品。
新装版で登場です。
奇跡は、ゆっくりゆっくり起きるんだ。
ジミで太っててサエなくて・・・・・・
恋愛なんか一生ムリだって思ってた、
高校生の頃のあたしに言ってあげたい。
奇跡は、ゆっくりゆっくり起きるんだ・・・ってこと。
26歳で超恋愛初心者の蜜(みつ)と、
17歳なのに経験豊富(?)な泉。
恋い慕いあなたに贈る、
とびきり甘い恋のレッスン
ひうらさとるさんの「ホタルノヒカリ」。
ドラマ化されてますが、観てますか?
私は観れてません!
干物女が綾瀬はるかって、どーなんでしょ?
感想、教えてくださいませ。
主人公の金子蜜は、
予備校の英語教師、26歳。
胸も大きくて、かなりナイスバディな体型。
そんな彼女の彼は、
予備校生の大河内泉くん、17歳!
9歳差だけど、
付き合い始めて1週間のラブラブな2人。
でも蜜は、毎日ドキドキ。
実は、恋愛初心者なのです。
「海街diary1 蝉時雨のやむ頃」 吉田 秋生 [マンガを読んだのだ。]
吉田秋生さんが描く、新シリーズ。
ある姉妹たちの日々を描く、すてきなお話しです。
海の見える街、古都・鎌倉を舞台に清新なタッチで描く、
家族の喪失と再生のものがたり。
吉田秋生が新境地に挑む、畢生(ひっせい)の感動シリーズ!
男の部屋で朝を迎えた三姉妹の次女・佳乃に父の訃報が届いた。
母との離婚で長い間会っていない父の死に、
なんの感慨もわかない佳乃は・・・。
鎌倉を舞台に家族の「絆」を描いた、
限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の新シリーズ!!
鎌倉の古い一軒家に同居し、
一緒に暮らしながらも、それぞれ仕事もし、
自立して生活している3姉妹の元に、
15年前に母と離婚して出て行き、
音信不通だった父の訃報が飛び込みます。
家を出て行ったときに一緒だった女性とは、
子供が出来たらしいが死別し、
今は、その子供と、
その後知り合った女性と暮らしていたとのこと。
父が家を出たとき7歳だった次女の佳乃は、
やさしい父だったと言うこと以外に、父の記憶が無く、
死に対して何の感慨も湧かなかったのですが、
看護士で、
夜勤を抜けられないという理由で、
葬儀に行くのを拒む長女の幸の代わりに、
三女の千佳と共に、
山形・河鹿沢温泉まで行くことになります。